アルテーリアの辞典 ネタバレ版 ア行


アイーダ…メナウルの町。城都の北にある。ウィンの履歴には、生まれがアイーダとの記述がある。◇ウィンはライザナルの人間で、アイーダ出身というのはメナウルで兵士になるための嘘。第3部2章2でクエイドの私兵に襲撃にあった場所。

アジル…フォースの隊の兵士。隊の中では親分的存在。フォースより少し背が低くガッシリした体つき。いつもロングソードを背負っている。茶髪茶眼。◇後刻では、フォースについてライザナルの兵士になっている。その後農業を営む。

アテミア…本職ソリスト。◇レイシャルメモリーの最後の方でソリストに復帰。

アネシス神…シアネルで信仰されている女神。

アリシア…フォースが5歳から8歳までヴァレスに住んでいた時の使用人、マルフィの娘。22歳。フォースには姉のような存在。看護士。茶髪茶眼。◇フォースの初恋の相手。レイシャルメモリー第3部でバックスと結婚、後刻「その温かな手の中で」で女の子を出産、ネブリカと名付ける。

アルテーリア…ディーヴァ山脈を囲む、メナウル、ライザナル、シアネル、パドヴァルの4カ国を指す地名。

アルトス…ライザナルの軍部総大将。28歳。ライザナルの軍部ではお偉方の印であるダークグレイの鎧に身を包んでいる。漆黒の瞳と髪を持つ。◇エレン誘拐の唯一の目撃者であり、守れなかった怒りから強くなったと言われている。レイクスがライザナルに戻っている間、護衛をしていた。レイクス婚礼後、基本マクラーン城所属だが、移動時の護衛としてマクラーンとルジェナを行き来するようになる。

イアン…行方不明の下位騎士。(緑)◇城都の中庭にある樹にいるドリアードに、妖精世界へと引きずり込まれて行方不明になる。ドリアード死亡と共に現世に戻るが、見た目で10歳ほど歳を取っていた。その後、神殿警備に配属になる。

イージス…ニーニアの専属騎士。女性。薄い茶色の髪と瞳。◇レイクスがメナウルに戻る少し前に、リディア拉致の隊長を勤めて失敗。レイクスを護衛するためにメナウルに残り、城都との行き来に付き添った。レイクス婚礼後、リディアの護衛に就く。後、女性騎士を育てる教官を兼任する。

ヴァレス…メナウルにある町の名前。中心に高い鐘塔を持つ神殿があり、その神殿を囲むように広がる前線に程近い町。騎士や兵士が多く、必然的に彼らが寝泊まりする宿や酒場も多い。フォースが5歳から8歳まで住んでいた。◇シャイア神降臨後、フォースとリディアはヴァレスの神殿に滞在する。術師街にはタスリルの薬屋がある。「大切な人」の舞台はここ。

ウィン…ゼインの隊(神殿警備)の兵士。神殿の侵入者を、センガと一緒に連行した。(緑)◇シャイア神の巫女と勘違いをし、センガ、ダールと共にリディア暗殺に奔走する。失敗後、フォースの手によってライザナルで釈放。怪物化した妖精の弱点をフォースに教え、手に入れた妖精の目玉と引き替えに、ラジェスにある城を手に入れる。フォースにとって、単純な情報屋としてだけではなく、反皇帝派の意見も聞ける無くてはならない人間となる。

ヴェーナ…ナディエール、エスフィル、トルヴァールの3つの国を指す地名。

ヴェルナ…城都に住む、バックスの知人。25歳(作中23歳)。ブラウンの瞳に亜麻色の髪。(真)◇「嘘の中の真実」で、フォースがリディアへの感情に気付く前の、一夜限りだが真剣な恋愛の相手。その3ヶ月後、ヴェルナは結婚のため実家に戻った。

ヴォルタ湖…メナウルにある湖。城都の南、ゴートの北にある。

エスフィル…有命の地に沿って存在する異空の地の名前。人間が立ち入ることのできないとされる、妖精が住む国。

エレン…フォースの母。紺色の瞳と亜麻色の髪を持つ。フォースが1歳半の時、ルーフィスと結婚した。フォースが5歳の時、住んでいたドナという村の井戸に何者かが毒を入れ、その毒が効かなかったせいで疑惑を持たれ、村民のカイラムに斬られて亡くなった。◇神の守護者と呼ばれる一族の娘。サピロスという祖父がいる。ディーヴァにある神への供物台から結婚後数日のクロフォードにさらわれ、それにより自身が種族内で言い伝えられている人間だと知った。マクヴァルの作り上げた婚礼の儀に巻き込まれ、戦士としてのフォースを産んだ。メナウルに渡ってルーフィスと結婚、ドナの事件で死亡。

オーロ…命ある者すべてが死後に行くとされる天の国トルヴァールの神。

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