アルテーリアの辞典 ネタバレ版 カ行


カイラム…ドナの住人。毒殺事件が起きた時、エレンを殺害した。カイリーの父。◇エレン殺害後、フォースがヴァレスに引っ越してすぐに従軍し、戦地へ赴く。入隊して五年後、反目の岩付近で死亡。

カイリー…ドナに住んでいた時、フォースの遊び相手だった。毒殺事件で母を亡くした。カイラムの息子。◇エレンを殺害したのが父親だと知り、ドナでフォースに謝った。

格技場…剣を練習するための場所。練習用の刃のない剣が置いてある。

☆神の子……マクヴァルが作った成婚の儀によって生まれた子供のこと。"神の子を宿して王家に嫁いだ巫女が産んだ"という位置づけになり、王位継承権も与えられる。また、神の子は王家の人間と婚姻関係を結ぶ決まりがある。神の子といっても、時を置かずに皇帝とも情交されられているので、実際はどちらの子かは分からない。唯一フォースがその立場にある。

騎士…メナウルの騎士の場合、一位(首位とも言う)〜十位までの数字付き、上位、中位、下位、新人がいる。通常は15歳から騎士の学校に入り、18歳で新人となってから城都で1年間の勤務の後、前線などのそれぞれの場に就く。

ギデナ…ライザナルの街の名前。馬車や馬を置く拠点がある。

クエイド…メナウルの、騎士の人事考課責任者。58歳。当時14歳のフォースを騎士に推挙した。フォースの、人を斬らない戦のやり方を反戦運動と呼んで嫌っている。背が低く太め。茶髪茶眼。◇父親はライザナルの諜報部員。メナウルの先代皇帝に心酔し、メナウルのために働く。それに反目した息子はエレンをさらい、その場所をライザナルに報告するためにドナの井戸に毒を入れる事件を起こして処刑される。戦が終わって父親と息子の出自を知られることを恐れ、戦推進派となる。同じ理由で孫のゼインを使ってライザナル皇帝の血をひくフォースを見張らせるが、それによって無理が生じ、すべてを失う。

グラント…メナウルの二位の騎士。47歳。前線での仕事に体力的な限界を感じ始めているため、城内警備責任者になって城に留まっている。(緑)◇フォースに二位を譲る。退位後はゴートに居を構える。

グレイ…メナウルの神官。18歳。シルバーの長い髪と、赤く輝くシルバーの瞳を持つ。フォースと共にサーディの学友。頭がよく、回転も速い。◇タスリルとは師弟関係になり、同じく弟子入りしたニーニアと結婚。ヴァレス神殿の神官長をしながら、タスリルの店をニーニアと共に継いでいる。

クロフォード…ライザナルの皇帝。52歳。レイクス、レクタード、ニーニアの父。ダークブラウンの髪に薄緑の瞳。◇正妻はリオーネ。結婚して数日後、ディーヴァにある神への供物台からエレンをさらい、婚礼の儀を執り行う。

ケティカ…ルジェナの街の住人。換金所で働いている。15歳。髪と瞳は栗色。◇騎士になったブラッドと結婚。息子が一人いる。

ゴート…メナウルの村。城都より南にあるヴォルタ湖沿いにある。退役した騎士が多く住んでいる。ミューアの故郷。◇ルーフィスが妻と住むための家を建てている。グラントも住んでいる。

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